陸上の全国高校総体近畿地区予選最終日は20日、神戸市のユニバー記念競技場で12種目の決勝を行った。男子800メートルは前田陽向(洛南)が1分51秒25で制し、同5000メートルは佐藤圭汰(洛南)が13分57秒64で優勝した。洛南は男子総合得点で92点をマークし、6大会連続19度目の優勝を飾った。

 同高勢は前日までに行われた1500メートルと3000メートル障害を合わせた男子中長距離走の全4種目で頂点に立った。近畿予選の中長距離走全種目で同一校の選手が優勝するのは、3000メートル障害の前身に当たる1500メートル障害が設けられた1962年以降で初めて。

 男子やり投げは井上堅斗(久御山)が66メートル53の好記録で制した。総合得点の女子は東大阪大敬愛が44点で13大会連続13度目の優勝となった。

■「王者」全力、全国へ緩みなし

 力を出し切って勝つ。勝てなくてもトップに迫る―。最終日、男子の洛南が「王者」の戦いぶりを見せた。

 まずは800メートルの京都高校記録(1分49秒42)を持つ前田。前半は…