育てたイワガキを船から降ろす生徒たち(京都府舞鶴市下安久・府漁協舞鶴地方卸売市場)

育てたイワガキを船から降ろす生徒たち(京都府舞鶴市下安久・府漁協舞鶴地方卸売市場)

 京都府宮津市上司の海洋高海洋科学科の2年生18人が、授業で育てたイワガキを府漁業協同組合舞鶴地方卸売市場(舞鶴市下安久)に運び込んだ。生徒らは機械で大きさを選別し、出荷作業について学びを深めた。

 同科は2013年度から、地元水産業の学習として栗田湾でイワガキを育てている。今年は4月上旬に水揚げし、1カ月かけて貝殻についたワカメやフジツボなどを取り除き、出荷に備えた。

 生徒らは22日、4~7年かけて殻付き重量約350~450グラムに育てた計445個を実習船「かいよう」で市場に搬入。イワガキが詰まった箱を降ろし、府漁協職員から説明を受けながら機械で重さを量って選別した。

 イワガキは紫外線で殺菌した水槽に1日漬けて洗浄し、首都圏や京阪神に出荷される。眞野陽太さん(16)は「先輩たちが何年もかけて育てきたイワガキ。出荷までの作業は大変だったが、無事に市場に出せてうれしい」と笑顔を見せていた。