テーブルに腰掛けたり子を背負ったりするカッパなど多彩な作品を展示している舌さん(南丹市美山町島・美山かやぶき美術館)

テーブルに腰掛けたり子を背負ったりするカッパなど多彩な作品を展示している舌さん(南丹市美山町島・美山かやぶき美術館)

 カッパをモチーフにした陶像を集めた展覧会が京都府南丹市美山町島の美山かやぶき美術館で開かれている。四つの穴で目や鼻を表現し、子を背負う母親や寝そべって休んでいる家族の姿など、多彩な作品が訪れる人の心を和ませている。

 美術館が「多くの人に見てもらおう」と企画した。会場には京都市左京区在住の舌(ぜつ)ヒデ子さん(71)が作った80点を超える作品が展示されている。

 怖い印象を持たれることが多いカッパだが、舌さんは家族をテーマにした作品を手掛けている。会場には、つえをついた老夫婦など温かみのある作品や牛に乗って笛を吹いたりあくびをしたりしているカッパなどユーモアあふれる作品が並び、一部は販売もしている。

 舌さんは「人をモデルにした作品もある。想像を巡らせて楽しんでほしい」と話している。7月25日まで(月曜休館)。午前10時~午後4時半。有料。