滋賀県警大津署

滋賀県警大津署

 乳児にかみついてけがを負わせたとして、滋賀県警が別人の歯型を証拠に母親(22)を傷害容疑で誤認逮捕し、起訴が取り消された不祥事で、違法な取り調べなどで精神的苦痛を受けたとして、母親が県と国に計約300万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が24日、大津地裁(堀部亮一裁判長)で開かれた。国と県側はともに請求棄却を求めた。

 訴状によると、母親は2019年10月、大津署での任意の取り調べで否認したが、巡査部長から「自白すれば子どもは返ってくる」などと、誤った歯型の鑑定書に基づいて虚偽の自白を強要されたと主張。検察は、鑑定書の精査を怠って起訴したとしている。