ウエディングドレスメーカーがこだわりを詰め込んで作った子どものドレス(京都市中京区・クエスチョン)

ウエディングドレスメーカーがこだわりを詰め込んで作った子どものドレス(京都市中京区・クエスチョン)

 ウエディングドレスメーカーのハルインターナショナル(京都市伏見区)は、新型コロナウイルス禍で婚礼需要が減る中、子どものドレスブランド「cocon」を立ち上げた。京都信用金庫の交流拠点「クエスチョン」(中京区)でドレスを披露した。

 同社は主に大手衣装店のオリジナルドレスをOEM(相手先ブランドによる生産)供給している。イタリアのシルクやフランスのレースを素材に使い、インドの手刺しゅうなどを施した華やかなドレスで新婦を彩ってきた。子どものドレスは数年前から構想しており、コロナ禍を機に「ピンチをチャンスに」と取り組んだ。

 完成したのは、オートクチュール(高級注文服)の世界そのままの小さなドレス。ウエディングドレスづくりの技術や経験を詰め込んだ。内側を綿にするなど、着心地にもこだわった。受注生産で、京都の職人が4カ月かけて仕上げる。

 サイズは80~120センチ。価格は5万円から。田中整一社長(63)は「幼い頃から上質なものづくりに触れてほしい」と期待する。