新設の案内板(手前)と復元された東屋。白色で示されているが柱穴跡=向日市鶏冠井町

新設の案内板(手前)と復元された東屋。白色で示されているが柱穴跡=向日市鶏冠井町

催しで配布される手ぬぐいとクリップ

催しで配布される手ぬぐいとクリップ

 桓武天皇が政務を執っていた長岡宮大極殿にまつわる「大極殿公園」と「北大極殿公園」(向日市鶏冠井町)の一体化事業が完了した。両公園に挟まれた区間を整備し、かつての回廊と東屋(あずまや)を復元、案内板も設置した。23日から公開され、完成記念の催しがある。

 2017年から続く市の事業で、大極殿の北西角に位置し、両公園の中間地1700平方メートルを整備。柱穴の遺構を盛り土で保存した場所に回廊と東屋を原寸大で復元したほか、18年度は案内板を置き、植栽を整えた。両公園が一体的に利用できるようになり、23日から公開される。

 市文化財調査事務所は「保護という平面的な整備ではなく、立体的に長岡宮を体験できる取り組みになった。向日市の歴史を生かした憩いの場になれば」としている。

 午前10時半から式典がある。