緊急事態宣言の解除後、初の週末を迎えた清水寺門前(26日午後、京都市東山区)

緊急事態宣言の解除後、初の週末を迎えた清水寺門前(26日午後、京都市東山区)

 新型コロナウイルス対応で京都府などに発令されていた3度目の緊急事態宣言解除後、初の週末を迎えた26日、京都市内各地で、買い物や観光を楽しむ人たちの姿が見られた。市中心部の繁華街がにぎわう一方、まん延防止等重点措置の期間中とあって観光地の人出回復は鈍く、観光事業者は、夏休みなどでの需要拡大に期待を込める。

 世界遺産・清水寺(東山区)周辺では、家族連れや修学旅行生が散策などを楽しんでいた。家族4人で訪れた愛知県の会社員の男性(40)は「緊急事態宣言も解除されたので比較的近い京都に来た。久しぶりの旅行を楽しみたい」と話した。

 土産物店店主の男性(68)は「人出は週末で例年の3割程度」としつつ、「長いトンネルの先に少し光が見えてきた」と来月11日までの重点措置の終了に期待する。

 ただ、周辺にはシャッターを下ろし、休業を続ける店も残る。男性は「GoToトラベルの停止期間は繰り返し延長され、協力金もない土産物店は背水の陣だ」と訴える。

 嵐山地区も例年ほどの人出は見られず、渡月橋を行き交う観光客の姿は少なかったが、繁華街の四条河原町周辺は多くの買い物客で混雑した。