初めて作り上げた茅の輪を支柱につるす総代ら(亀岡市篠町・桑田神社)

初めて作り上げた茅の輪を支柱につるす総代ら(亀岡市篠町・桑田神社)

 京都府亀岡市篠町の桑田神社が30日に「水無月夏越(みなづきなごし)の大祓(おおはらい)式」を初めて実施することになり、26日、総代ら14人が境内に集まって茅(ち)の輪作りに取り組んだ。

 同神社では新型コロナウイルスの影響で昨年以降、秋の例大祭をはじめ地域住民が集う祭りが中止となっている。このため、筆頭総代の山田孝夫さん(70)が住民が神社と疎遠になってはいけないと、茅の輪くぐりの実施を提案。減少傾向にある氏子の維持にもつながる可能性があることから、神社として初めて開催することとした。

 茅の輪作りの経験がないことから、総代らは茅の輪くぐりを長年実施している大井神社(大井町)に教えを請い、この日、初の茅の輪作りに取り組んだ。総代らは午前8時ごろから集い、直径2・5メートルの茅の輪の芯を竹とわらで制作。町内で刈り取ってきたカヤ(ススキ)をくくり付け、午後2時半ごろに設置を終えた。

 浅田徹宮司(79)は「コロナの厄よけとして誰でも訪れてほしい。今後も恒例化していきたい」と話していた。神事は30日に関係者のみで行うが、茅の輪くぐりは28日~7月4日に自由にできる。