任天堂の株主総会に向かう株主ら(29日午前9時2分、京都市南区・任天堂本社開発棟)

任天堂の株主総会に向かう株主ら(29日午前9時2分、京都市南区・任天堂本社開発棟)

 株主総会の集中日となった29日、多くの企業がそれぞれ本社やホテルなどで総会を開いた。京都、滋賀の上場企業で3月期決算の50社では、3割近い14社が開催し、新型コロナウイルス禍からの回復に向けた経営方針などを説明した。

 ゲーム機大手の任天堂(京都市南区)は、午前10時から本社開発棟で開いた。議長を務めた古川俊太郎社長は、コロナ禍に伴う「巣ごもり需要」を追い風に過去最高益となった2021年3月期業績について報告した。今期の主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」や新作ソフトの販売計画なども説明した。

 近年は株主の発言力が大きくなり、経営への視線は厳しさを増している。神戸市の男性(50)は「今期の業績予想が控えめだ」とスイッチの新型機に興味を示し、20年来の株主という大阪府枚方市の男性(80)は「好業績の反動が心配」と指摘した。