工事が進むアウトレットモールに関わる不当要求をなくすためにつくられた対策協議会の設立記念総会(京都府城陽市寺田・市福祉センター)

工事が進むアウトレットモールに関わる不当要求をなくすためにつくられた対策協議会の設立記念総会(京都府城陽市寺田・市福祉センター)

京都府城陽市の東部丘陵地に進出するアウトレットのイメージ図(2017年、三菱地所提供)

京都府城陽市の東部丘陵地に進出するアウトレットのイメージ図(2017年、三菱地所提供)

 京都府城陽市青谷地区に2024年春開業予定のアウトレットモールの工事に伴う不当要求防止対策協議会が発足した。建設業者と京都府警、府暴力追放運動推進センター(京都市上京区)などが連携して、事業における暴力団の排除を目指す。

 京都府警城陽署は昨年12月、アウトレットの造成工事を受注した建設会社の男性社員に対して、暴力団関係者を名乗り自身を下請け業に参入させようと脅迫したとして、50代の男を強要未遂容疑で逮捕した。

 この事件を踏まえ、円滑で健全な工事を進めるため、アウトレットの基盤整備を担う建設会社「淺沼組」(大阪市)と同社の下請け業者、府警組対2課などで協議会を立ち上げた。今後は、暴力団による不当な資材の受け入れやみかじめ料の要求がなかったか実態把握を進めるほか、構成団体間の情報交換なども強化する。

 城陽市寺田の市福祉センターで開かれた設立記念総会で、淺沼組の担当者が「工事関係者の安心安全を確保するためご理解をお願いする」とあいさつした。