邪気を払う風鈴参道。そのまま本堂の本尊阿弥陀如来坐像を拝むことができる(大津市坂本5丁目・西教寺)

邪気を払う風鈴参道。そのまま本堂の本尊阿弥陀如来坐像を拝むことができる(大津市坂本5丁目・西教寺)

 戦国武将明智光秀ゆかりの西教寺(大津市坂本5丁目)本堂前の参道に、納涼と厄よけの風鈴が初めて設置された。木組みのアーチ(幅2・3メートル、高さ2・5メートル、長さ15メートル)に、僧侶たちが祈りを込めて8色に色づけしたガラス風鈴700個がつるされ、涼しげな音を奏でている。

 風鈴参道は、新型コロナウイルス禍による自粛生活の中、少しでも気持ちが明るくなればと同寺と黒壁(滋賀県長浜市)が企画した。

 設置に合わせて疫病退散・厄よけ法要が6月30日に営まれ、武田圓寵(えんちょう)貫首(78)は「風鈴、風たくは古来、風の中に含まれる邪気を払ってくれる」と説明した。浴衣姿で通り抜けたびわ湖大津観光大使の金中萌音さん(19)と中村真歩さん(20)は「色とりどりの風鈴に囲まれ、思い出に残る」などと感想を話していた。

 9月20日まで。拝観料が必要。風鈴絵付けは有料。