【資料写真】迫撃砲弾の着弾地点とみられる山林の斜面を調べる自衛隊員。木の幹が大きく損壊している(6月23日、滋賀県高島市朽木荒川)

【資料写真】迫撃砲弾の着弾地点とみられる山林の斜面を調べる自衛隊員。木の幹が大きく損壊している(6月23日、滋賀県高島市朽木荒川)

 陸上自衛隊は1日、滋賀県高島市の饗庭野(あいばの)演習場などで実施している日米共同訓練について、5日に予定していた報道機関への公開を中止することを決めた。同演習場で6月23日に迫撃砲弾が誤って場外に落下した問題を受け、場内の全ての射撃訓練を中止していることが理由という。

 日米共同訓練はほぼ毎年行われており、毎回報道機関に公開している。今回の共同訓練では、6月24日の伊丹駐屯地(兵庫県伊丹市)での開始式から始まり、同29日には矢臼別演習場(北海道別海町など)、7月1日に奄美駐屯地(鹿児島県奄美市)で公開された。

 饗庭野演習場では当初、ヘリコプターを使い、部隊を展開させる戦術「ヘリボン」訓練のほか、歩兵部隊を主体にした戦闘射撃訓練を公開する予定だった。現在は、射撃を行わず戦闘動作のみを行う訓練をしているという。