発生から10年がたった東日本大震災では多くの公文書が津波や地震によって失われた。地域の歴史や文化、行政の政策決定過程などを記した文書や資料を災害から守り、継承していくためにはどうすればいいのか。公文書や歴史資料の保存や利用の推進を目的として、全国の機関や個人で構成する「全国歴史資料保存利用機関連絡協議会」(全史料協)の会長を震災直後から務めた福知山公立大の井口和起学長(81)に聞いた。