関係者にワクチンを接種する多々見市長(京都府舞鶴市・東体育館)

関係者にワクチンを接種する多々見市長(京都府舞鶴市・東体育館)

 東京五輪でウズベキスタンのホストタウンを務める京都府舞鶴市で1日、医師免許を持つ多々見良三市長が柔道選手団の事前合宿を前に、選手と接触の機会がある市職員や市民に新型コロナワクチンの2回目の接種を行った。

 選手団は12日に来日し、同市には19日まで滞在する予定で、通訳をする市職員や、バスの運転手、滞在先のホテル関係者ら計140人に6月8、9日の1回目に続き、1、2日に2回目の接種を行う。

 多々見市長は2005年から10年まで舞鶴共済病院の院長を務めていた。市によると、今回の接種は国の接種計画とは別の臨時の対応で、医療関係者に負担をかけないようにと、市長自らが接種役を申し出た。これまでも、医師が急きょ不足した際の代行として救急隊員や高齢者ら300人にワクチンを接種してきた。

 多々見市長は会場の舞鶴東体育館に出向き、医師が巡回して接種する舞鶴方式でホテル関係者と市職員60人に接種した。市職員の男性(44)は「市長が接種すると聞いて驚いたが、注射は早くて痛くもなかった。ワクチンを接種したので、選手を安心して迎え入れたい」と話した。