縄を通した針を使って屋根のふき替えを体験する児童ら(南丹市美山町島・美山小)

縄を通した針を使って屋根のふき替えを体験する児童ら(南丹市美山町島・美山小)

 京都府南丹市美山町島の美山小で、かやぶき屋根のふき替えを児童らが体験した。カヤの材料の麦わらや屋根の骨組みの模型を使い、地域の伝統文化を学んだ。

 古里の歴史などを学ぶ「美山学」の授業の一環。6月28日は、かやぶき職人の金谷史男さん(39)や建築大工で屋根の修繕を手掛ける木村光一さん(72)を講師に招き、3年生20人が体験した。

 児童らはかやぶきの仕組みなどを講義で学んだ後、体育館に用意された模型を用い、役割を分担して作業を開始。「職人」役が骨組みの上にカヤを均等に並べた後、裏側にいる「針受け」役と場所を確認しながら針を刺して縄を通し、屋根を作っていった。

 体験した岡瑞季さん(9)は「たたくのは難しかったけれど、針で刺して屋根をふくのが楽しかった」と話していた。