レストランには畑でとれた野菜や大浦半島の海の幸を使った料理が並ぶ(舞鶴市瀬崎)

レストランには畑でとれた野菜や大浦半島の海の幸を使った料理が並ぶ(舞鶴市瀬崎)

さまざまな野菜がすくすく育つ舞鶴ふるるファームの畑

さまざまな野菜がすくすく育つ舞鶴ふるるファームの畑

 店舗隣の畑でとれた新鮮な旬の野菜が日本海の海の幸と合わさり、さまざまな料理に生まれ変わる。京都府舞鶴市瀬崎の「農村レストランふるる」は、ビュッフェ形式で、和洋中など50~60種類を自分で選んで楽しめる。


 市の農業公園「舞鶴ふるるファーム」のレストラン。施設内では、トマトやキュウリ、ナスなどの夏野菜がすくすくと育つ。運営する農業法人「ふるる」の職員が農薬をできるだけ使わずに育て、害虫は手作業で取り除く。


 地産地消、人間の体と暮らす土地は一体という「身土不二」がレストランのテーマで、15年目を迎えた。ファームの野菜は揚げたての天ぷらや総菜に。秋には甘くてほくほくのサツマイモの焼き芋が人気だ。海の幸は大浦半島の漁師や漁港から買い付ける。6月下旬にはタコがジャガイモと炊き合わせて提供され、サワラのマリネも並んだ。夏場はタチウオの唐揚げが絶品で、冬場はマガキも蒸される。


 新型コロナウイルスの感染対策でテークアウトも充実。屋外で食事が食べられるようにテラスも増設中で、水田や日本海、沖合には冠島が望める。


 「季節の野菜を知り、うちにきてお子さんがニンジンを食べられるようになったとの話も聞く」。農業法人代表で瀬崎出身の秋安俊豪さん(64)はほほ笑む一方、「持続可能な地域は農業や漁業が基本。ゆっくり心を癒やしてもらうとともに零細な農業がこの地域の景観を守っていることも感じてほしい」と話す。

 農村レストランふるる 午前11時~午後3時。火曜日定休。料金は税込み大人1850円、小学生980円、70歳以上1650円など。土曜日のみ、夜間営業(午後6時~9時)し、料金は大人2850円など。予約問い合わせは0773(68)0233。