重要文化財「台所」で演じる役者たち(京都市中京区・二条城)

重要文化財「台所」で演じる役者たち(京都市中京区・二条城)

 徳川幕府最後の将軍徳川慶喜と大丸創業の呉服商を題材にした劇が23日、京都市中京区の二条城で開かれた。通常非公開の重要文化財「台所」が舞台に使用された。

 着物文化を広めようと、市の主催に大丸京都店が協賛した。劇は、慶喜が「義商」と呼ばれた呉服屋の懐古談に関心を持ち、子孫を城に招く物語。

 呉服商が持参した満開の桜をあしらった着物に感嘆するシーンなど、来場者が役者の演技に見入っていた。劇を鑑賞後、来場者は重文の「御清所(おきよどころ)」で点心と呈茶(ていちゃ)を味わい、城主の気分に浸っていた。