筧千佐子被告

筧千佐子被告

 京都府向日市や大阪府の高齢男性4人に青酸化合物を服用させたとされる連続殺人事件で、殺人と強盗殺人未遂の罪に問われた筧千佐子被告(74)の弁護人は2日、死刑とした上告審判決に対する訂正を最高裁に申し立てた。

 最高裁の判決に誤りがある場合、10日以内に訂正を申し立てることができる。最後の不服申し立て手段で、棄却されれば死刑が確定する。

 上告審では、弁護側が無罪を主張し、認知症の影響で訴訟能力を欠いているなどと訴えたが、先月29日、最高裁は「計画的かつ巧妙で、強固な殺意に基づき冷酷。同種の事件を6年間に4回繰り返し、人命軽視の態度は顕著だ」として被告側の上告を棄却した。