柱が損傷し立ち入り禁止となっている興正寺御影堂(京都市下京区)

柱が損傷し立ち入り禁止となっている興正寺御影堂(京都市下京区)

 京都市下京区の真宗興正派本山・興正寺は、6月の大阪府北部地震で柱が損傷し境内の御影(ごえい)堂が立ち入り禁止となっているのを受け、11月21~28日に行う宗祖親鸞命日の法要「報恩講」を今年は関係者のみで行うと決めた。参拝できない門徒のために華園真暢(しんちょう)門主(61)の法話の動画を同寺ホームページ(HP)に掲載する。

 報恩講は親鸞が1262(弘長2)年11月28日に亡くなったことにちなむ法要。同派は毎年御影堂を中心に法要を営んでいるが、今年は北隣の阿弥陀堂で実施する。阿弥陀堂は御影堂よりも狭いため、門主や長女で後継者の沙弥香嗣法(しほう)(24)、三井雅弘宗務総長(61)らのみの「内勤め」とし、各地からの団体参拝は受け付けない。

 門主の5~10分程度の法話「ご親教」は事前に収録し、報恩講期間中に寺のHPから見られる。同寺は「阿弥陀堂での法要の様子もホームページに随時掲載したい。本山の報恩講を各地で見てもらえれば」と話す。