湖南広域消防局は23日、草津市の名神高速道路下り線草津パーキングエリア(PA)でオートバイの事故があり、現場に急行した救急隊が道順を誤り、到着が約10分遅れていたと発表した。オートバイの男性は搬送先の病院で死亡が確認された。医師の説明では即死状態だったといい、同消防局は遅れの影響はなかったとする一方、ミスを認め、遺族に謝罪した。

 同消防局によると、救急隊は草津田上インターチェンジ(草津市)から大津方面に向かうべきところを、運転手の判断ミスで反対の信楽方面を走行。別の救急隊が出動して対応したため、到着が遅れたという。幹部職員が遺族に経緯を説明し、ミスを謝罪した。

 滋賀県警高速隊によると、亡くなったのは、静岡県富士市松岡、会社員山崎幸靖さん(46)。23日午前8時半ごろ、草津PAの駐車場で、「バイク事故が起きた」と119番があった。山崎さんは駐車場から縁石に乗り上げてシャワー設備の建物に衝突したとみられるといい、原因などを調べている。

 湖南広域消防局は、道路状況の把握を徹底して再発防止に取り組むとし、木村政行消防局長は「遅れを心よりおわび申し上げます。救急隊の資質の向上に努める」とコメントした。