市民の環境保全への意識を高める滋賀県の「びわ湖の日」創設から40年を迎えた7月1日から、3回にわたって琵琶湖の環境や人との関わりについて考える連載「みずうみの明日」を担当した。かつては市民が五感で受け取れた琵琶湖の危機は、開発や湖内環境の複雑化で「見えにくく」なった。琵琶湖への負担低減に向けて「せっけん」の使用が奨励された時代に比べ、気候変動に直面する琵琶湖の保全には単一の課題解決だけでは図れない問題が山積する。

 琵琶湖の危機や価値をどう自分のこととして考えてもらうか…