開発した缶詰「阿蘇海イワシのアヒージョ」を持つ関さん

開発した缶詰「阿蘇海イワシのアヒージョ」を持つ関さん

トマトやニンニクと一緒にオリーブオイルで煮込んでいる

トマトやニンニクと一緒にオリーブオイルで煮込んでいる

 京都府宮津市と与謝野町に面する阿蘇海で捕れる名産「金樽(きんたる)イワシ」の缶詰を、京丹後市峰山町の男性が製造・販売している。トマトと一緒にオリーブオイルで煮込んだスペイン料理のアヒージョで、脂の乗った金樽イワシを堪能できる。

 丹後の産品を使った加工食品を手掛ける「tangobar」の代表関奈央弥さん(32)。東京で小学校の栄養士として働いた後、京都市内の缶詰会社に就職、3年前に京丹後市にUターンし、同社を起業した。久美浜湾で捕れたカキのアヒージョなど、これまで約15種類の缶詰を開発している。

 金樽イワシは、餌となる植物プランクトン豊富な阿蘇海で育ったマイワシで、通常のものよりも脂が乗っていることが特徴。数年前から付き合いがあった地元漁師の男性(24)から、「今年はたくさん捕れているので、一部を缶詰にしてみないか」と勧められ、5月に完成した。漁師の男性が内臓などを取り除いた後、与謝野町金屋の「リフレかやの里」で缶詰に加工。素材本来の味を生かすためアヒージョに調理した。

 関さんは「地元の人や丹後ファンに楽しんでもらいたい」と話していた。880円。購入は同社のホームページhttps://tangobar.theshop.jp/