将棋の木村義徳九段

将棋の木村義徳九段

 将棋棋士九段で引退後は京都を拠点に将棋文化の普及に尽くした木村義徳(きむら・よしのり)氏が6月29日、老衰のため京都市内の介護施設で死去した。86歳。東京都出身。葬儀・告別式は親族のみで行った。喪主は妻好子(よしこ)さん。

 故木村義雄14世名人の三男。故加藤治郎名誉九段門。1961年四段、80年八段。順位戦A級リーグに1期在籍した。91年に引退。将棋の文化史に詳しく、将棋博物館(大阪市福島区、閉館)の館長を長く務めた。著書に「持駒使用の謎」(日本将棋連盟)など。

 元京都新聞社専門嘱託。アマ将棋大会の審判長を務め、将棋欄の観戦記でも健筆をふるった。81年から85年まで本紙夕刊コラム「現代のことば」を執筆した。