麻酔科医らが安心な無痛分娩の方法について講演したパネル討論(京都市中京区・京都新聞文化ホール)

麻酔科医らが安心な無痛分娩の方法について講演したパネル討論(京都市中京区・京都新聞文化ホール)

 出産の痛みを和らげる「無痛分娩」をテーマにした講演会が23日、京都市中京区の京都新聞文化ホールであった。来場した妊婦らが医師らの話を聞き、無痛分娩の正しい知識を学んだ。

 先進的に無痛分娩に取り組む足立病院(中京区)の主催。無痛分娩で出産を考える夫婦らの疑問に答えようと開催した。

 同病院麻酔科の渡邉美貴医師は無痛分娩について「メリットとデメリットを十分理解した上で家族と話し合って自分で決めてほしい。出産は人任せではない」と述べた。同病院では無痛分娩を選択する妊婦のニーズに合わせ、麻酔科医6人で24時間対応していることも紹介し、「信頼できる医師がいると安心できる」とアドバイスした。会場からは母子への影響や費用、しびれの程度などさまざまな質問があり、名古屋市立大の田中基教授は「完全に痛みはなくならない。出産時間が長くなるのは個人差があり、痛みが和らぐ分、体力の消耗が少なくなる」などと説明した。