滋賀県湖南市役所

滋賀県湖南市役所

 滋賀県湖南市は8日、市内の高齢者施設で5月に新型コロナウイルスワクチン接種をする際に、施設の嘱託医が入所女性に使用済み注射器を刺したと発表した。嘱託医が所属する医療機関が市への報告を怠っていた。市では別の医療機関であった同様の事故を、市が2カ月非公表にしていたことが発覚している。

 市によると、5月1日、医師が誤って使用済みのトレーから注射器を取り出し、90代女性に刺した。感染症検査を行ったが異常はなく、現在も健康状態に問題はないという。

 市の説明では、市が同様の事故を非公表とした件で市長が謝罪したことを受け、医療機関から7日に届け出があったという。市は、接種を委託する全医療機関に事故が他にないことを確認し、事故を起こした医療機関にも報告を徹底するよう指導した。