注意喚起をする平野神社のツイッター。ネット上でさい銭を集める機能に対し、全国の神社が注意を呼び掛ける騒ぎとなっている

注意喚起をする平野神社のツイッター。ネット上でさい銭を集める機能に対し、全国の神社が注意を呼び掛ける騒ぎとなっている

 「神社と人を結ぶ」をコンセプトに全国の神社を紹介するサイト「カミムスビ」が、オンラインでさい銭を納められる機能を神社に無断で設け、京都市内の神社などがツイッターで相次いで注意喚起を行うなど、インターネット上で騒ぎになっている。

 カミムスビのサイトによると、6月21日に「オンラインで『お賽(さい)銭』が出来るようになりました」との案内を掲載。ネットを通じて購入したさい銭は各神社に奉納されることや、気に入った神社とつながりができる―などと記述している。

 ただ、サイトに掲載されている神社は新たな仕組みのことなどは全く知らされていなかったため、相次いでツイッターなどで注意を呼び掛けている。こうした反応を受け、サイト側は7月8日に「お賽銭機能に関しては(中略)各所への調整や確認が完了するまで、機能を停止することに致しました」との内容を掲示した。

 平野神社(北区)は8日に初めて連絡なく掲載されていることを知ったといい、「当神社は一切の掲載許可や契約もしておりませんので、ご注意ください」という内容のツイートを投稿。神社名の掲載を取りやめるよう申し入れることを検討しているという。北野天満宮(上京区)は注意喚起などは行っていないが、「神社の関知しないところで第三者が勝手に浄財を集める行為は受け入れられない」として、今後、関係機関と対応を協議したいとの考えを示している。