京丹後産の玄米とドライフルーツを使ったグラノーラと、ブドウやナシのプリン

京丹後産の玄米とドライフルーツを使ったグラノーラと、ブドウやナシのプリン

新商品の打ち合わせをする丸山さん(中央)ら=京丹後市久美浜町・かがやきの杜

新商品の打ち合わせをする丸山さん(中央)ら=京丹後市久美浜町・かがやきの杜

 京都府内最大のフルーツ産地である京丹後市久美浜町の農家グループが、フルーツを生かした新商品の開発に取り組んでいる。プリンやシリアル食品のグラノーラなどが完成し、直売所や京都市内で販売を始める。農家らは「地元の魅力を背伸びせずに提供できる新しい商品を生み出したい」と期待を込める。

 団体は昨年6月に農家や直売所など5団体で結成した京丹後フルーツトレイルグループ。特産のメロンやナシ、ブドウ、スイカなど新鮮な果物のスムージーを軸に、観光ルート(トレイル)づくりに乗り出し、昨年は3店舗で約2400杯販売され、直売所の売り上げも伸びたという。

 今回は持ち帰ることのできるお土産を求める声に応えて商品づくりに取り組んだ。プリンは京丹後産の果物と久美浜町の牛乳を使って作り、グラノーラは京丹後産の玄米やドライフルーツを使用。加工や生産を町内の障害者福祉施設「かがやきの杜」に依頼した。同施設は果物加工にノウハウがあり、農家と距離が近いため、収穫量に応じた生産調整など連携しやすいという。

 プリンは料理研究家の助言を受けながらフルーツの旬の季節までにレシピ開発を続ける。グラノーラは16日から販売する。クラウドファンディングでレシピ開発の資金などを募っている。グループの丸山桂さん(37)は「商品を通して、お客さんたちに作り手の思いそのものを伝えていきたい」と話している。