山林火災を迅速な通報で被害を最小限にとどめた府立向日が丘支援学校の教諭ら4人(京都府長岡京市天神4丁目・長岡京消防署)

山林火災を迅速な通報で被害を最小限にとどめた府立向日が丘支援学校の教諭ら4人(京都府長岡京市天神4丁目・長岡京消防署)

 京都府長岡京市奥海印寺の山林で3月26日に発生した火災を早期に発見し、通報したとして、長岡京消防署から府立向日が丘支援学校の教諭4人に感謝状が贈られた。素早い通報が初期消火活動につながり、延焼を最小限にとどめた。

 通報したのは吉田亜子さん(59)と松浦安子さん(51)、太田早織さん(32)、亀山清美さん(27)の4人。西山にハイキングに訪れていたところ、煙が上がり、臭いがした。近付くと大きな木が2本燃えており、風も強く、他の木に燃え移ろうとしていた。たき火かと思い周囲に人がいないか確認したが誰もおらず、通報したという。

 松浦さんは「連日、栃木県足利市の山林火災の報道を見聞きしていたから、もしやと思った」と当時を振り返った。4人は「通報の際、現在地を聞かれたが目印がなく困った。スマートフォンで確認して正確な場所を伝えることができた」「初めてのことで戸惑った」などと話した。

 高橋義彦署長(57)は「一歩間違えば栃木のように被害が拡大してもおかしくなかった。適切な情報提供のおかげで、西山の自然を守れたことは大変有意義なこと」と感謝の言葉を伝えた。