袈裟などの法衣ができるまでの技を紹介する企画展(京都市下京区・しんらん交流館)

袈裟などの法衣ができるまでの技を紹介する企画展(京都市下京区・しんらん交流館)

 僧侶の装束「法衣」を支える手仕事を紹介する企画展「糸を紡ぎ 色を織りなす―職人の技と伝承―」が、京都市下京区の「しんらん交流館」で開かれている。


 僧侶が法要の際に身に着ける装束のうち、西陣織の織物「七条袈裟(けさ)」や京くみひもで作る「修多羅(しゅたら)」などを取り上げた。市内の工房での製織、裁断や縫製といった過程を写真パネルで紹介するほか、完成した七条袈裟や製織の前段階で作られる図案の実物を展示。専門的な技の連続で豪華絢爛(けんらん)な織物ができるまでの様子が伝わってくる。


 織物を触って感触を確かめられるコーナーもあり、担当者は「展示を通して『本物の技』に触れてほしい」と話している。8月23日まで。午前9時~午後6時(土日祝日は午後5時閉館)。毎週火曜と同12~17日は休み、無料。同19日午後6時から染織家吉岡更紗さんの講演(申し込み不要、500円)もある。