出荷作業で軽トラックの荷台に積み込まれた赤ジソ(長浜市余呉町中之郷)

出荷作業で軽トラックの荷台に積み込まれた赤ジソ(長浜市余呉町中之郷)

 梅干しを漬ける際の色や風味付けに使われる滋賀県長浜市余呉町産の赤ジソの出荷作業が最盛期を迎えている。独特の香りが集荷所に広がり、生産者が軽トラックへの積み込みに汗を流している。


 余呉地域づくり協議会赤ジソ栽培会の農家10軒が3月下旬に市の緑化施設で種をまき、5月に計3500平方メートルに植え付けた。担い手不足による耕作放棄地の解消と特産品づくりのため2013年から栽培が始まり、香りを嫌うシカなどの獣害対策にもなるという。


 今季は適度な雨に恵まれ、葉の大きさや色づき、香りもよいという。出荷量は5145キロと昨年より約550キロ増。福井県若狭町の梅加工業者に大半を出荷し、滋賀県内の業者などにも納入される。


 13日は生産者が旧市役所余呉支所そばの車庫で、長さ60センチ以上の赤ジソの束計900キロを軽トラックに積み込み、出荷先に届けた。栽培会は「出来栄えはいい。追加注文も来ている」と喜ぶ。出荷は19日まで続く。