夕焼けの中、提灯の明かりが消えた長刀鉾の近くを通り過ぎる人たち(14日午後7時3分、京都市下京区)

夕焼けの中、提灯の明かりが消えた長刀鉾の近くを通り過ぎる人たち(14日午後7時3分、京都市下京区)

 祇園祭が14日、前祭(さきまつり)(17日)の宵山期間に入った。山鉾巡行は2年連続中止となったが、半数の山鉾は技術継承のため2年ぶりに建てられた。新型コロナウイルス感染防止のため山鉾連合会が「観覧の自粛」を呼び掛ける中、「コンコンチキチン」と囃子(はやし)の稽古(けいこ)が宵々々山の街に響いた。

 これまで宵山初日の夜は大勢の見物客で四条烏丸(京都市下京区・中京区)周辺はぎっしりと埋め尽くされたが、巡行や宵山行事が通常通り行われる例年の14日夜より大幅に少ない7千人(京都府警調べ)だった。

 山鉾巡行や宵山行事があった2019年宵山初日の人出は雨のため2万8千人(同)で、その前年の6万3千人(同)を大きく下回った。