表彰を受けるフリーライターの早川さくらさん(中央)と松村和彦記者=26日午後2時58分、大阪市北区・クラブ関西

表彰を受けるフリーライターの早川さくらさん(中央)と松村和彦記者=26日午後2時58分、大阪市北区・クラブ関西

 関西を拠点にした優れた報道活動に贈られる「第26回坂田記念ジャーナリズム賞」の表彰式が26日、大阪市北区のクラブ関西であった。スクープや企画報道を選ぶ第1部門新聞の部で、京都新聞社連載班の「こんなはずじゃなかった」(代表=フリーライター早川さくらさん、松村和彦写真部記者)と、朝日新聞大阪社会部・東京社会部取材班の「財務省による公文書改ざんをめぐる一連のスクープ」が受賞した。

 連載は、京都の地域医療に尽くした医師早川一光さん(享年94)が多発性骨髄腫を患って感じた老いのつらさや現代の医療、介護の課題を語り、長女のさくらさんがエッセーにまとめた。松村記者が写真と番外編を担った。

 授賞あいさつでさくらさんは「父とともに走ったラストランでしたがゴール後に賞をいただき、これでよかったんだと思っています」と話した。

 他の受賞作品は次の通り。

 【第1部門放送】ドキュメンタリー新社取材班「終戦特番 核の記憶・89歳ジャーナリスト最後の問い」▽NHK大阪・神戸放送局・報道局取材班「NHKスペシャル未解決事件File6.赤報隊事件 戦慄の銃弾 知られざる闇」

【第2部門(国際交流・国際貢献報道)新聞】毎日新聞世界救援キャンペーン取材班「40年目を迎えた世界子ども救援キャンペーン」

【第2部門放送】テレビ大阪アジアスペシャル取材班「黄砂を止めよ!砂漠に挑む日本人」~中国・内モンゴル放牧と緑の10年記~▽特別賞=アジアプレス所属ジャーナリスト玉本英子氏「クルド/ヤズディ教徒をはじめとするイラク・シリア報告」▽特別賞=関西テレビ取材班「ザ・ドキュメント マリアとフクシマ」