今年初の猛暑日となった19日、「大福梅」を土用干しする巫女ら(2021年7月19日午前10時19分、京都市上京区・北野天満宮)

今年初の猛暑日となった19日、「大福梅」を土用干しする巫女ら(2021年7月19日午前10時19分、京都市上京区・北野天満宮)

 高気圧に覆われてよく晴れた19日、京都市で今夏最高の気温37・2度を観測するなど、京滋各地で今年初めて35度以上の猛暑日となった。

 気象庁によると、各地の最高気温は京都市中京区37・2度、福知山市と東近江市36・4度、舞鶴市35・7度、大津市34・3度など、京滋の全17観測点で今夏最高となった。

 環境省と気象庁は、19日夕に熱中症警戒アラートを発表し、20日も京滋の広範囲で危険な暑さになるとして、外出を控えることや適切な水分補給などを呼びかけた。

 北野天満宮(京都市上京区)ではこの日、ウメを天日で乾燥させる「土用干し」が始まった。照りつける日差しの下、額に汗をにじませた神職や巫女(みこ)が、境内で採取された2・2トンのウメを広げた。新年の縁起物「大福梅(おおふくうめ)」は、境内の50種・1500本のウメから収穫、塩漬け、袋詰めまで手作業で行われる。新型コロナウイルス対策のため、覆面やビニール手袋姿で作業は進められ、ウメを広げたむしろは透明ビニール幕で覆われた。