空き家の課題解決や地域活性化をテーマに行われたセミナー(京都府亀岡市本梅町)

空き家の課題解決や地域活性化をテーマに行われたセミナー(京都府亀岡市本梅町)

 地域の空き家問題の解決を目指す一般社団法人「全国空き家アドバイザー協議会」(東京都)の京都府亀岡支部が、このほど発足した。設立総会と特別セミナーが亀岡市本梅町の旅館であり、参加者が空き家対策や地域活性化をテーマにした講演を聴講した。


 亀岡では2019年に全国古民家再生協会の支部が設立され、府内の古民家の価値鑑定などを行っている。活動を進める中で、伝統工法の古民家に限らず、今後ますます増える空き家全体の問題を考えることが不可欠として、同協会と連携する空き家アドバイザー協議会の支部も立ち上げることにした。


 支部は、建築や不動産、解体などに関わる業者ら亀岡市内の5団体から、同アドバイザーなどの資格所有者らで構成。23日の設立総会では、今後、自治体と連携して活動を進めていく方針を確認した。


 続くセミナーには、会員のほか、市内の自治会役員ら計約30人が参加。同協議会の井上幸一専務理事は講演で、活動を空き家の発生抑制、利活用、解体促進の三つの柱で進めていることを説明した。


 そのうえで全国の事例を挙げながら「空き家になり劣化する前にどうするかを決めることが大切。地域の空き家を公共性の高い建物として活用するなどすれば地域の価値も上がる」と強調。住民や自治会から同支部に積極的に相談してもらい、協力して問題解決に当たる態勢づくりを呼び掛けた。