榊を手に歩く後祭の山鉾町の代表ら(24日午前9時45分、京都市中京区三条通柳馬場西入ル)

榊を手に歩く後祭の山鉾町の代表ら(24日午前9時45分、京都市中京区三条通柳馬場西入ル)

 祇園祭の後祭(あとまつり)の山鉾巡行に代わり、各山鉾保存会の代表者が徒歩で巡行する「拝礼行列」が24日、京都市中心部一帯で行われた。榊(さかき)を手にした代表者が厳かに通りを進み、新型コロナウイルスの収束や来年の山鉾巡行の再開を願った。

 拝礼行列はコロナ禍を受けて2年連続で実施した。17日の前祭(さきまつり)でも23の保存会代表らが徒歩で巡行した。山鉾巡行と同様に、八坂神社の祭神が街を練る前に通りを清める意味がある。

 午前9時半、後祭で巡行する11保存会の代表ら約30人が「祇園会(え)」の旗を先頭に三条烏丸交差点(中京区)を出発。三条通を東へ進んで寺町通を南下し、八坂神社の四条御旅所(下京区)まで約1・3キロを歩いて参拝した。

 祇園祭山鉾連合会の木村幾次郎理事長は「巡行ができ、疫病退散を願う祭りとしてできたことをうれしく思う。来年は巡行をみなさんに見てもらえるお祭りにしたい」と晴れ晴れとした表情で語った。

 24日夕には、神輿(みこし)巡行に代わる「神霊渡御祭」が行われる。