東京五輪の柔道女子57キロ級が26日、日本武道館で行われ、京都市上京区出身の芳田司(25)=コマツ、円心道場出=が銅メダルを獲得した。柔道の五輪メダルは京都勢女子として初めての快挙。メダルセレモニーではメダルを手に、小さく笑みを浮かべた。「準決勝で負けてしまった後に切り替えられたのは良かったと思うけど、やっぱり悔しい」と素直に語った。

 柔の道で勝負する―。新町小6年だった少女は京都市上京区の実家を離れて単身、神奈川の強豪・相原中へ進むことを決めた。練習見学に行った日の帰りの新幹線で父親に告げた。「私、行きたい」。12歳の決断。芳田の長い旅はここから始まった…