ダム予定地近くの大戸川。この下流に建設が計画されている(7月16日午後、大津市上田上大鳥居町)

ダム予定地近くの大戸川。この下流に建設が計画されている(7月16日午後、大津市上田上大鳥居町)

 大戸川ダム(大津市)の建設凍結を解除するとした淀川水系河川整備計画の変更案について、国土交通省近畿地方整備局は26日、関係6府県の全知事から同意するとの回答を得たことを明らかにした。ダム整備に了承が得られたことになり、計画変更を経て建設へ動き出すことになった。

 大阪府がこの日、知事意見を同整備局に提出した。変更案に「賛同する」と回答した上で、府財政に過度な負担を掛けず、新たな事業に着手する場合は府の意見を聴くよう要望した。大戸川ダムに関しても、今後の調査・設計により工事内容を精査し、コスト縮減を図るよう配慮を求めた。

 変更案に対しては、滋賀と京都を含む5府県が既に同意すると回答している。6府県の知事意見が出そろったことを受け、大戸川ダムの地元、滋賀県の三日月大造知事は「計画に位置付けられた事業が早期かつ着実に実施されることを期待する」とコメントした。