天日干しされている梅。2022年の新春から「合格梅」として授与する(南丹市園部町・生身天満宮)

天日干しされている梅。2022年の新春から「合格梅」として授与する(南丹市園部町・生身天満宮)

 学問の神で、梅とのゆかりがある菅原道真を祭る京都府南丹市園部町の生身天満宮で、梅の土用干しが行われている。境内で収穫された梅がずらりと並べられ、夏の太陽を浴びている。

 境内にある100本超の梅の木から、例年より100キロほど多い約260キロを収穫。久しぶりの豊作だった。直径3センチ前後の梅を水洗いしてシソで漬け、今月中旬から、すだれの上で干し始めた。雨にぬれないようにし、時折ひっくり返して日に当てている。

 8月上旬まで順次、干していき、再びシソで漬け込む。2022年の新春から、合格祈願をした参拝者などに「合格梅」と称して授ける予定。

 武部由貴子禰宜(ねぎ)(54)は「塩とお日さまの力だけで作った梅干しは、昔ながらの顔がきゅーっとなる味。食べて元気になってもらえればうれしい」と話す。