夜間ライトアップで幻想的に浮かび上がった「十六羅漢石庭」(京都市上京区・妙蓮寺)

夜間ライトアップで幻想的に浮かび上がった「十六羅漢石庭」(京都市上京区・妙蓮寺)

 本門法華宗大本山・妙蓮寺(京都市上京区寺之内通大宮東入ル)で、初の夜間ライトアップと春の宝物殿特別拝観が行われている。区内の若手アーティストらが空間をプロデュースし、枯山水庭園やふすま絵、現代アートの展示を楽しめる。

 寺社を核に西陣のまちを盛り上げようと、同区の若者らでつくる「お寺まるごと美術館実行委員会」と同寺が初めて企画した。

 夜間拝観では「十六羅漢石庭」やサクラ、和傘のライトアップが目玉。昼間は、長谷川等伯一派のふすま絵「松桜図」などを特別に鑑賞できる。

 綴織(つづれおり)の伝統工芸士平野喜久夫さんのびょうぶや、イラストレーターでんがみさんによる妖怪のプロジェクションマッピングもある。同寺は観光客で混雑しない穴場スポットで、プロデュースを担うデザイナー中川直幸さん(36)は「石庭や長谷川等伯のふすま絵を、ゆったりと楽しんでもらえたら」と話す。

 4月9日まで。午前10時~午後4時(昼の部)と午後6時~8時半(夜の部)。拝観料800円。