京都府庁

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 京都府の西脇隆俊知事は27日の定例会見で、府内の飲食店に対する営業時間短縮要請について、新型コロナウイルスの新規感染者数が増加傾向にあることから「緩められるような状況にはないと考えている」と述べ、8月1日の期限を延長する必要があるとの考えを示した。府は今週中に対策本部会議を開いて2日以降の対応を決定する。

 府は現在、飲食店などに対して、営業は午後9時まで、酒類の提供は午後8時半までとするよう求めている。京都市以外の市町村では当初今月25日までを期限としていたが、同市と同じ8月1日まで延長している。

 府によると、1日当たりの新規感染者数(1週間平均)は、新型コロナ対応のまん延防止等重点措置が終了した今月11日は21・86人だったが、27日には3倍以上の70・00人に増えている。

 西脇知事は「市中に感染者がかなりいると今の状況からも分かる」とした上で、「(対策を)緩めることによって爆発的な感染を招くことはぜひとも避けたい」とした。

 再度の緊急事態宣言を防ぐため、政府にまん延防止等重点措置を適用するよう要請するかどうかについては、選択肢の一つとしながらも「私自身としては、要請してもなかなか政府は動いてくれないと思っている」と慎重な考えを示した。