2017年11月に開かれた滋賀県首長会議(近江八幡市・桐原小)

2017年11月に開かれた滋賀県首長会議(近江八幡市・桐原小)

 滋賀県内の全市町長と三日月大造知事が意見交換する「県首長会議」が27日、1年ぶりに再開される見通しとなった。会議運営の在り方を巡って市町長が県に反発し、昨年2月の会議を最後に休止していたが、13市長が集う県市長会が同日、運営の見直しの方向性を確認し再開を了承した。県町村会も同意する方針。

 県首長会議は政策課題の協議や情報共有を行う場として年4回開かれてきた。県の会議運営に対し、一部の市長から「知事と議論がかみ合わない」「市町の提案が県の施策に反映されない」などと批判が上がり、市長会は昨年3月、県に会議の休止を申し入れた。その後も折り合わず、本年度は1度も開かれなかった。

 市長会がこの日開いた定例会議で、宮本和宏守山市長が見直し案を提案。「冷静沈着で建設的な意見交換を行う」などとした会議の方向性や、県や市の議会日程を踏まえ開催時期を4、7、10、1月に変更することなどが示された。

 他市の市長からは「首長会議が県と市町が対峙(たいじ)する場になってしまった」「年4回と縛らず、弾力的に運用すべきだ」などの意見が出され、見直し案を了承した。早ければ7月にも再開される見通し。

 定例会議に出席後、三日月知事は「再開となってほっとしている。休止は残念だったが、今後は実のある会議になるよう努めたい」と話した。