パレードをしている様子を描いた絵画や、一部を取り入れて再現したワイヤアートの作品が並ぶ(南丹市美山町・美山かやぶき美術館)

パレードをしている様子を描いた絵画や、一部を取り入れて再現したワイヤアートの作品が並ぶ(南丹市美山町・美山かやぶき美術館)

 ワイヤアートやガラス作品、絵画、版画など4人の女性作家の作品展「往復書簡」が27日、京都府南丹市美山町の美山かやぶき美術館で始まった。作家たちがそれぞれ手掛けた作品とともに、互いの作品を題材に取り込んだ別の創作を並べる趣向で、不思議なオブジェなどが訪れる人の目を楽しませている。

 会場には、太田良子さん(50)=綾部市=のガラス作品と郡佑見子さん(68)=兵庫県三田市=の絵画や版画、タケモリチエコさん(62)=神戸市=のワイヤアート、吉田和代さん(61)=同=の絵画や造形作品など、約80点が並ぶ。

 太田さんが手掛けたピアノのオブジェを、郡さんが絵画に取り込んで表現。吉田さんがカタツムリなど動物たちのパレードを描いたアクリル絵画は、タケモリさんがテントウムシなどを加えてワイヤで再現するなど、互いの作品が異なる表現の中を行き来する様子が楽しめる。

 太田さんは「それぞれの作品を別の作家が作品に取り込んで形にすることで世界観がより広がると思う。自由に楽しんでほしい」としている。

 8月29日まで。月曜休館。午前10時~午後4時半。有料。