迫力ある鬼面瓦が並ぶ会場(滋賀県近江八幡市多賀町・かわらミュージアム)

迫力ある鬼面瓦が並ぶ会場(滋賀県近江八幡市多賀町・かわらミュージアム)

 建物の安穏を願って棟に置く鬼面瓦を集めた展示「鬼面百点」が、滋賀県近江八幡市多賀町のかわらミュージアムで開かれている。職人の高い技術から生まれた迫力ある鬼たちに、来館者が見入っている。

 鬼面瓦は魔よけとして、6世紀ごろに中国から伝わった。寺の屋根などに置かれ、江戸時代以降は角が生えた恐ろしい形相の鬼の意匠が多いという。

 瓦産地として栄えた同市で作られた鬼面瓦約20点が並ぶ。舌を出して般若のような表情を見せる鬼、「蓮」の字を額に乗せて正面をにらみ付ける鬼など多彩な面を紹介。ひげや角、歯の細かな部分まで精巧に作り込んだ職人たちの創造力と技術力を紹介している。

 同館は「二つと同じ鬼がいないという面白さを味わってほしい」と話す。9月5日まで。月曜休館。有料。