鉄道愛好家が講じて「鉄道力認定試験」を初めて開催する今道さん(京都市中京区)

鉄道愛好家が講じて「鉄道力認定試験」を初めて開催する今道さん(京都市中京区)

 京都市右京区の鉄道愛好家の男性が今夏、「鉄道力認定試験」をオンラインで初めて実施する。鉄道仲間の知恵も借り、路線や車両、歴史や駅弁事情など、鉄道に関する幅広い知識を問う予定。男性は「『乗り鉄』や『撮り鉄』などさまざまあるが、一つのジャンルのマニアでは好成績が取れないよう工夫した。ぜひ挑戦して」と呼び掛けている。

 元NHKアナウンサーで、オンライン小論文塾を経営する今道琢也さん(46)。幼い頃から鉄道好きで、現在は、北海道や九州など廃線路線がある地域を訪ねて、線路跡をたどったり遺構を調査したりしている。

 検定作りに当たっては、時刻表などの資料を読み、駅や車両の型式、列車の走行区間、歴史などテーマの幅を広げるだけでなく、JRや私鉄など運行会社もまんべんなく出題するよう心掛けた。廃線調査で知り合った全国の愛好家5人の協力を得て、問題の偏りや難易度をチェックしてもらった。

 出題傾向を知ってもらうため、ホームページでサンプル問題を公開。先頭車両から撮影した動画から列車名を当てたり、山手線の路線図を見て私鉄との乗換駅を答えたりといった11題を出した。

 今道さんは「鉄道を全般に扱った検定試験は過去にあったが現在はない。愛好家の多い分野なので、定着させたい」と話す。

 オンラインで受検し、正答率95%だとA級、85%だとB級というように、正答率によって「鉄道力」が認定される。検定料は7月中の申し込みが800円、8月は900円。2人以上の場合は割引する。実施日は8月27日~9月6日。ホームページ「鉄道力認定試験」から申し込む。