庭に置かれた滑り台も実は作品。上から子ども2人が同時に滑るとぶつかってしまう。「さて、どう遊ぶか」とコミュニケーションを考える井上裕加里さんの作品。展示中、実際に遊ぶことはできないそうで、子どもたちは残念そう(大津市瀬田南大萱町・滋賀県立美術館)

庭に置かれた滑り台も実は作品。上から子ども2人が同時に滑るとぶつかってしまう。「さて、どう遊ぶか」とコミュニケーションを考える井上裕加里さんの作品。展示中、実際に遊ぶことはできないそうで、子どもたちは残念そう(大津市瀬田南大萱町・滋賀県立美術館)

インスタレーションの一つ、井上唯さんの作品。漁網を張った巨大な円形空間に、陶片など人々の営みの中で生まれた「モノ」を配し、琵琶湖の周りを山々が取り囲む滋賀県で感じるつながりを表現した(いずれも大津市瀬田南大萱町・滋賀県立美術館)

インスタレーションの一つ、井上唯さんの作品。漁網を張った巨大な円形空間に、陶片など人々の営みの中で生まれた「モノ」を配し、琵琶湖の周りを山々が取り囲む滋賀県で感じるつながりを表現した(いずれも大津市瀬田南大萱町・滋賀県立美術館)

 滋賀県立美術館(大津市瀬田南大萱町)が4年ぶりにリニューアルオープンして1カ月が過ぎた。注目の企画展第1弾は「Soft Territory(ソフト・テリトリー)かかわりのあわい」。滋賀ゆかりの若手作家12人が新作した多彩なインスタレーション(空間芸術)が全館にわたって展示され、多くの来館者を楽しませている。

 キッズスペースや授乳室、カフェを新設し、子どもの来館を歓迎する姿勢を前面に打ち出しており、長年のアートファンに加えて、家族連れにも好評だ。

 「コミュニケーション」や「何かと出会い、何かが生まれる場所としてのテリトリー」をテーマにした奥深いアートの空間と、作品に浮き浮きする子どもたちの「声」を写真で紹介する。

 企画展は8月22日まで。