部下にパワーハラスメントをしたとして、滋賀県は28日、健康医療福祉部の50歳代の男性係長を戒告の懲戒処分とした。県が職員のパワハラを認定したのは初めて。また、業務中に上司に暴力を振るったとして県立高等技術専門校(草津市)の男性職業訓練指導員(38)を停職1カ月とした。

 県人事課によると、係長は昨年6~10月、部下の言動や振る舞いを侮辱して「やばい」を意味する「やばちゃん」、挙動不審の意味の「きょどちゃん」と呼ぶパワハラ行為をしたほか、突き放した対応や圧迫感のある指導をした、という。部下は精神疾患で約2カ月休職した。所属長ら管理監督者2人も厳重口頭注意とした。

 職業訓練指導員は昨年9月21日、打ち合わせ中に上司の指摘に腹を立てて殴りかかった。上司にけがはなかった。