「平成の大修理」が行われている京都市東山区の清水寺は28日、夜間特別拝観を前に境内の試験点灯を実施した。本堂は、檜皮(ひわだ)ぶきの屋根を半世紀ぶりに全面ふき替えする作業が進んでおり、丸太組みに囲まれた姿を浮かび上がらせていた。
約500基の照明が境内を照らす。既に花を咲かせている桜も見られ、幻想的な春の夜を楽しめる。ライトアップされた境内の向こうに市内の夜景を一望できる場所もあり、さまざまな角度から、いつもと違った境内の魅力を伝えている。
夜間特別拝観は29日~4月7日の午後6時~9時(受付終了)。拝観料が必要。