真剣な表情で反物を巻く参加者たち(京都市中京区・丸池藤井ビル)

真剣な表情で反物を巻く参加者たち(京都市中京区・丸池藤井ビル)

 広げた反物を巻き戻す「反物巻き」の速さと美しさを競う選手権「巻王 MAKI―OH」がこのほど、京都市中京区の丸池藤井ビルで開かれた。呉服問屋の社員ら約20人が参加し、普段の仕事で鍛えた腕を披露した。

 京都織物卸商業組合きものステーション・京都運営委員会の主催で4回目。反物巻きを鍛え、魅力的な着物の創造につなげようと毎年開いている。2月には東京大会も開催した。

 参加者は反物を前に正座して競技をスタート。幅38センチ、長さ13メートルの反物を高速で巻く姿に会場から声援が上がった。個人戦の優勝者は千切屋の河村雅文さん(45)。第1回大会でも優勝した河村さんは「巻き始めを丁寧にするのがこつ。注目されて業界の活性化につながればうれしい」と話した。

 団体戦は11組が参加し、近江屋が制した。