車両火災で迅速な初期消火を行ったとして感謝状を受け取った(左から)大久保徹治さん、嘉騎さん親子=木津川市木津・相楽中部消防組合消防本部

車両火災で迅速な初期消火を行ったとして感謝状を受け取った(左から)大久保徹治さん、嘉騎さん親子=木津川市木津・相楽中部消防組合消防本部

 京都府の相楽中部消防組合消防本部は、南山城村の府道で5月に発生した車両火災で迅速な初期消火を行ったとして、同村村田山の大久保徹治さん(79)と長男の嘉騎さん(51)に感謝状を贈呈した。

 5月9日夕方、徹治さんがビニールハウスで片付けをしていたところ、パンパンと大きな爆発音が2度聞こえ、黒煙に包まれ車両後部から火が出たまま走る乗用車を見つけた。車に駆け寄り大きな声で「車が燃えている。止まれ」と叫び、自宅にいる嘉騎さんに電話した。嘉騎さんは消火器を持って100メートルほど離れた現場へ走り、消火活動を実施。火のいきおいを弱め全焼火災を防いだという。

 2人は親子で村の消防団に所属していたといい、嘉騎さんは「車はエンジンが燃え広がって水をかけても消えないと消防団の時の経験ですぐ分かった。役に立てて良かった」と話した。徹治さんは「初めてのことでびっくりしてしまった。(感謝状は)金メダルをもらったような気持ち」と笑顔で話した。