昨夏の西日本豪雨や台風災害で虚偽報告をして災害警戒対策本部に参集しなかったなどとして、京都府京丹後市は29日、監査委員事務局の男性局長(55)を職務怠慢により戒告とする懲戒処分にした。

 市によると、昨年7~9月に設置された豪雨警戒の対策本部で、局長は参集命令のあった7回のうち、2回参集せず、1回は指定された峰山庁舎に向かわず自宅から近い市民局に行ったという。実際には確認していないにもかかわらず「道路が冠水して通行が不能」などと報告していた。

 他にも、局長は自宅近くの市民局への参集場所の変更や参集基準の緩和を求めるメールを職級が下位の担当者に送っており、市は「不当な圧力をかける不適切な行為」と認定した。

 局長は対策本部で会議資料の準備などをする庶務の担当だった。市人事課は「率先して業務にあたるべき管理職として災害時に参集しないのは許されない。今後このようなことがないように指導する」としている。